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歯髄温存療法

2026-01-06

深い虫歯でも神経を残すMTA治療症例|歯髄温存療法

奥歯に大きな虫歯を認めた症例です。 虫歯が歯の内部まで進行しており、虫歯を除去した際に歯の神経(歯髄)の露出を認めました。 通常、このようなケースでは神経を取り除く「根管治療」が選択されることが多いですが、本症例では歯髄の炎症が可逆的と判断されたため、神経を保存する歯髄温存療法を行いました。 露出した歯髄を適切に処置した後、MTAセメントを用いて神経を保護・封鎖し、その上からセラミックにて修復を行いました。 処置後のレントゲン写真にて、MTAセメントが確実に封鎖されていることを確認しています。 歯の神経を残すことで、歯の寿命を長く保つことにつながる可能性があります。

症例

BEFORE AFTER

Before
After

治療経過

治療経過
治療経過
治療経過

( 1 / 1 )

主訴 奥歯がしみる。虫歯が気になる。
治療内容 ラバーダム防湿下での虫歯除去

歯髄温存療法(部分断髄)

MTAセメントによる歯髄保護

セラミック修復
治療期間 1回(約60分)

※経過観察を行います。
費用 歯髄温存療法 5.5万円
治療のリスク ・歯髄の炎症が強い場合、将来的に根管治療が必要になる可能性があります
・術後に一時的なしみる症状や違和感が出ることがあります
・経過によっては追加治療が必要になる場合があります
所見 臼歯咬合面に大きなう蝕を認めました。
レントゲン検査および臨床所見から、う蝕は象牙質深層まで進行していると考えられました。

ラバーダム防湿下にてう蝕除去を行ったところ、歯髄の露出を認めました。
露出歯髄は鮮紅色で出血のコントロールが可能であり、不可逆性歯髄炎を示唆する所見は認められなかったため、歯髄温存が可能と判断しました。

露出部の歯髄に対して部分断髄を行い、止血確認後にMTAセメントを用いた歯髄保護処置を行いました。
その後、セラミックよる直接修復を行い、処置後のデンタルX線写真にて封鎖状態を確認しました。

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