失活歯である上顎7番に大きな虫歯を認めたため抜歯を行い、生活歯である8番を近心移動することで咬合を再構築した症例です。前歯の前突(出っ歯)も同時に改善し、機能性と審美性を両立しました。
症例
BEFORE AFTER
治療経過
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| 主訴 | 20代女性 出っ歯が気になる 上の奥歯が痛い |
|---|---|
| 治療内容 | 上下ワイヤー矯正 上顎の両側 7番抜歯とそれに伴う親知らずの活用 |
| 治療期間 | 1年10カ月 |
| 費用 | 88万円 |
| 治療のリスク | 治療期間の延長(個人差あり) ワイヤー矯正に伴う痛みや違和感 後戻りの可能性(保定が必要) 歯の根が短くなるリスクや歯肉退縮の可能性 |
| 所見 | 本症例では、上顎7番が失活歯であり、大きなう蝕と予後不良が認められました。保存困難と判断し抜歯を選択しました。 一方で、生活歯である8番の状態は良好であったため、矯正的に近心移動を行い、咬合支持を再構築する方針としました。 本来であれば、インプラントを選択するところではあると思いますが、僕の方針としてなるべくご自身の歯を有効活用する方が良いと考えています。 同時に前歯部の前突(出っ歯)傾向も認められたため、歯列全体のバランスを整え、歯軸および口元の突出感を改善しました。 単に抜歯を行うのではなく、残存歯の価値を最大限に活かした治療計画としています。 |